あれはなんだったのか・・・ [総合]
今日のように薄曇りの、ちょっと空気が重たい日に時々思い出す、子どもの頃の、ある感覚があります。
小学生の時・・・プールの授業がいやでした。
泳げないし・・・もちろん泳げなければ最初から教えてもらえるんですが、クラスメートの多くは泳げて、プールの時間というと楽しくて大はしゃぎ。
そんなはしゃいだ気分に混じりたいわけではないけれど、取り残されたような・・・。
ほかの泳げない子たちと一緒に浮きをつけてビート板につかまって、顔を水につけるところから始めて・・・。
でも泳げるようになりたい!という頑張る気持ちも全然ないし。
そんな中、プールの準備をしている時などに時折陥った、ある感覚・・・。
自分がカプセルか何かの中に入ったような・・・入ったことはないけれど、着ぐるみの中に入るとあんな感覚か・・・。
自分でありながら自分でないような、何かの中から周りを見ているような感じで、自分の手を見たり鏡を見たりしても特に変わったところはない。
自分が話す声も、耳を塞いで話している時みたいな、本当に外まで聞こえてるのかな?という感覚・・・。
独りの時だと「ア~」と声を出してみたりしたこともありました。
年に何回かそんな感覚になり、「なんだかわからない病」と自分の中で名付けて、親にも友達にも話したことはありませんが、長じるにつれ、いつの間にかなくなりました。
もしかしたら、軽く解離しかけていたのかな・・・。
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