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世界は広い [総合]

飛び降りの強要や脅し・・・どう見ても犯罪なのに、学校の中で行われるとなぜ「いじめ」で片付けられるのか?不思議。

「いじめ」という言葉でごまかしているようにしか思えない。

性犯罪で使われる「いたずら」とか「迷惑行為」という言葉もそう。

日本特有の遠回しな言い方はいいかげんやめてほしい。犯罪は犯罪。


言葉というものは不思議で、口にしたとたんに力をもって働きだす。

だから「言霊」というのだろうし、言語化することができるかどうかが大きな転換点になることも多い。

明らかな犯罪行為も、「いじめ」という言葉の「呪(しゅ)」をかけられることで軽いものにされているような気がする。




学校というのはある意味メチャクチャ狭い世界。

その中にいる間はそこしか見えなかったり、その中だけで生きるしかないように思えたりするけれど、大きくなるにつれて見える世界が広がってくると、選択肢が増え、生きる場所も広がってくる。

学校が唯一の世界の間は、もしかすると一番しんどい時期かもしれない。

だからこそ、そこで忍耐とかも学べるのかもしれないけど・・・。

まぁ、仕事をするようになればそれなりにまた狭い世界にはなるけれど・・・辞める自由も子ども時代よりはある。


でも私は、別にいじめられたりしたわけではないけれど、小学生の頃や、中高生の頃に戻りたいとは思わないし、懐かしいとも思わない。

それなりにイヤな思いもしたし、しんどいこともたくさんあったから・・・子ども時代がキラキラしてて、良い想い出がいっぱいで、懐かしい思いで振り返れる人はかなり幸せな子ども時代だったんだろうと思う・・・あ、私の子ども時代が不幸せだったわけではないので、くれぐれも誤解のないように。


ただ、夫や子ども達という良い家族がいて、好きな武術ができて、気の合う人たちと楽しい時間を過ごせる今の方が、ずっとずっと幸せであることは間違いない。

この記事がもし、今、狭い世界で辛い想いをしている人の目にとまることがあったら、世界は広い、自分が自分でいられる場所を見つけろ!と伝えたい。



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doudesyo

今晩は。
本気で語ると長くなるので適度にしますね。
私はいつもこの話になる時には、仕事場では必ず「犯罪」と定義しています。いつも、犯罪行為として真剣に訴えています。青少年の年齢ならではの心理側面があることも理解はしますが、人の命が関る事に言い訳は通用しないのです。い・じ・めという言葉はだいっきらいです。いじめる側の見下した言葉だと思っています。いじめる側も被害者で、いじめる側にならないと自分もいじめられるからという閉鎖社会であることも悪の連鎖を断ち切らないといけない。そのためにもいじめという言葉がカモフラージュだと思っています。とにかく犯罪なんですよ。そう訴え続けています。理解されようとされまいと。
by doudesyo (2012-07-20 22:29) 

michaela

doudesyoさん、現場にいらっしゃる方から心強いコメントありがとうございます。私も「いじめ」という言葉は大嫌いです。明らかに犯罪行為であることを、いじめという言葉でカモフラージュしても何の意味もありません。

確かにいじめる側もある意味被害者・・・それならばその元から解決しなければならないと思います。

現場には犯罪を犯罪と訴える正しい先生がいらしても、それが受けとめられない組織も困りものです。

by michaela (2012-07-20 22:37) 

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