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世界のどこかで [身辺雑記]

物質的に恵まれた日本にいると気づかないことはたくさんあります。
世界には日本と比べものにならない貧しい地域もあります。

私が所属するカトリック教会では毎年、【飢餓と貧困に苦しむ世界の子どもたちのために】と題したチャリティーコンサートを行っています。
コンサートの純益は、修道会を通じて世界の子どもたちのために役立てられますが、そうした地域で働くシスターたちの話には驚かされます。

国に資源があるばかりに周辺国の紛争に巻き込まれたり、内乱が起きたり、国民は貧しい暮らしを強いられる。
教育を受けられず、技術もない女性は売春に走り、その結果生まれた子は捨てられたり、エイズにかかっていたり…。
もちろん親がエイズだという子どもたちも…。

修道会ではそうした子どもたちを保護し、教育を受けられるよう援助をしています。
将来を思えば幼い子どもたちを保護するだけでなく、これから世の中に出る少女たちに教育や技術を身につけさせて自立できるようにし、売春などをしないですむようにすることは、不幸な子どもを増やさないためにも、とても必要なことです。

そして、こうした活動を支えているシスターたちは、外国人女性として初めて入る地域に赴任したり、時にはゲリラに拉致されることもあったり、まさに命がけで働いています。
先日行われたコンサートで、現地報告をしてくださったシスターも拉致経験者でした。
現在働いているコンゴ民主共和国にはもう20年以上も住んでいるとかで、日本語がむしろたどたどしくなっているシスターの献身は本当に尊敬に価します。

こうした話を聴きながら、今の自分にできることは、と考えるとなさけないような気もします。
でもやはりその中でもひとつでもできることを見つけていかれれば、無駄ではないと思います。

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hiko

最近は周りの人間の事でカトリックのシスターに寄り頼む機会が多いです。

宗派は違いますが会うだけでも違うようです。
やはりマリア様(母性)が必要な方が多いようですね。
by hiko (2007-12-17 16:30) 

michaela

hikoさん、コメントありがとうございます。霊性の高いシスターとお話しすると落ち着きますね!
by michaela (2007-12-17 20:11) 

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