パーソナル・スペース [総合]
席が自由に選べる場合、どこに座りますか?
横並びなら、端や通路際に座ることが多くありませんか?
始発電車の席や、劇場・映画館などの自由席は、まず両端から埋まり、次いでそこから一番離れた中央・・・という風に埋まっていきます。
周りに空いた席がたくさんあるのに、自分が座っている隣に他人が来たらちょっと緊張したり、落ち着かなくなったりしませんか?
これが「パーソナル・スペース(個人空間、身体緩衝帯)」です。
動物で言えば縄張り(テリトリー)のようなものでしょうか。
小学生の頃、隣の子(特に異性)の持ち物が自分の方にはみ出してくると文句を言った覚えはありませんか?
他人が自分の近くに来ると落ち着かなくなったり、拒絶反応が起きる距離です。
これを社会生活の中では状況に応じて(混雑した場所、対人的に必要な場合など)調整しながら、私たちは暮らしています。
個人差もあり、一般的には外交的な人ではこの距離が短く(つまり他人が近くまでくるのを許せる)、内向的な人では長い(人との距離をおく)傾向があるそうです。
また、生活空間の違いから、日本人はパーソナルスペースが狭く(座布団の範囲)、欧米人は広い(椅子に座る距離)、と聞いたこともあります。
家族・恋人など親密な関係では45cmくらい、友人などとの個人的会話では45~120cmくらい、などとも言われます。
もちろんラッシュ・アワーの電車では他人との身体的接触も仕方ないわけですから、自分本来のパーソナル・スペースを無視せざるをえません。
だからこそストレスの原因にもなるのでしょう。
私はこのパーソナル・スペースが広い人間です。
列に並ぶとき(ATMなど仕方ない時以外はなるべく並びませんが)も、後ろにピッタリ付かれたりすると落ち着きません。
よほど親しいか、好意をもった相手でないと接触できる範囲に近づかないかもしれません。
もしかしたら人によってはそれが寂しいかもしれませんね・・・。
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僕もパーソナルスペースは広いかもしれません。
「解らない人」とは自分なりに適切な距離をとっています。
人が寄ってくる方なのでトラブルを回避するための手段でもあります。
また、人との距離を適切にはかれない人はやっかいで疲れてしまいますね。
by hiko (2007-03-04 00:11)
hikoさん、コメントありがとうございます。
あたりまえですが、信頼関係が築けている人とだと、身体的にも心理的にも近づけますよね。
この続きで心理的なパーソナルスペースについても書こうと思ってます。
by michaela (2007-03-04 09:17)
私は出勤バスの関係でパーソナルスペースは狭いかも。
普段でもあまり気にしませんが、座るときは必ず一言添えるようにはしています。
ただ、狭い分、そこから先は凄く強度にバリアーをはっているかも。
by タケ (2007-03-04 20:07)
タケさん、バスや電車は仕方ないですよね。
狭い分、そこから先は凄く強度に・・・ということは結構我慢して耐えているのでは?
by michaela (2007-03-04 20:56)
これって、”物理的な距離”をいうだけではないんですよね。なんだろう人との付き合いのなかで、相手に悪気は勿論ないんだけど、なんだか入り込まれたような感じがすることがときどき(?)あります。そう考えると私もパーソナルスペースが広い方なのかな・・・。
by maria cecilia (2007-03-05 09:40)
maria ceciliaさん、そうです!物理的だけじゃないんです。そのあたりを次に書きますからお楽しみに(笑)!
maria ceciliaさんは確かに広いかもしれませんね・・・。でも悪いことじゃないですよ。
by michaela (2007-03-05 15:49)