夢はありますか? [総合]
幼稚園の頃、大きくなったら何になりたい?とクラスで聞かれた覚えがあります。
輪になって椅子に座っていたような・・・なぜか結構よく覚えています。
女の子たちは、お嫁さん!お母さん!幼稚園の先生!看護婦さん!とか口々に言いますが、私はどれも魅力を感じません。
お嫁さんやお母さんは結婚すればなるんだし・・・と妙にさめたことを考えていて、結局、車の運転をしたい!と答えたような気がします。
学校に入っても、大きくなっても、「何になりたい」という職業的な夢はもちろん、あんなことをしたい、とかいう夢もあまりありませんでした。
一人っ子で、家の環境などから、無意識のうちに自分で自分にブレーキをかけ、制限していたのかもしれません。
何でも好きなものになれる、という発想はなく、これをしたいと思ってもきっとダメと言われるだろうな、あそこに行きたいと思ってもきっとダメと言われるだろうな・・・と、自分を制限していました。
冒険心もなく、がんばろう!という覇気もなく、かといって暗い子ども時代だったわけでもありませんが・・・。
だから「夢を持つ」という考えはあまりなかったのですが、振り返ってみると、結構やりたいことはやってきたような気もします。
最近どこかで聞いたか、読んだかなんですが、夢をもたなければいけないんだろうか?夢がなくてもいいんじゃないか?という言葉にほっとしたことがあります。
昨今はなんだか、夢を持たずに生きていることがいけないような風潮がありますが、私のようにあまり先のことを考えず、行き当たりばったりでもいいのではないでしょうか?
もしかすると、そもそも私が「夢を持つ」という言葉に青臭さや甘ったるさを感じていて、そいういうことを言いたくなかったのかもしれません。
ところで今思うことは、あと30年くらいは元気に生きて、せめて最後の10年くらいは本当に自由に、気ままに(今でも気ままといえばそうですが・・・)過ごしたい・・・。
今やっている中国武術も、30年も続ければそこそこイケるんではないか・・・そんなことを思っています。
夢は語るもんじゃない、叶えるもんだ・・・TVで誰かが言ってましたが、どこか地方の居酒屋のおばちゃんが言った言葉だそうです。
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