想いを載せて・・・ [身辺雑記]
以下、写真はすべて平田耕治さんから。
3月11日に起きた大地震と津波・・・。
やりきれない想いを抱えながら、数々のイベントやコンサートが中止される中、4月6日に平田耕治さんのバンドネオンコンサートは決行されました。
被災地を思いやることが必ずしも自粛という形で良いのか・・・復興のことを考えれば、動ける人間、元気な人間は日常の営みを絶やさないことが経済活動を支え、ひいては日本を活性化するのではないか・・・。
地震が発生し、東京・横浜も混乱をきたし、計画停電も始まった時、平田さんは「電気が消えてもコンサートはやる!」と強い意志を示しました。
コンサートの収益は一部を復興のために寄付することも決め、募金箱も用意、お客様からは中止にならなくて良かった、という声もいただきました。
そして…平田さんは、集まったお金をどこかに寄付しても、今困っている人たちにすぐにわたらない、たとえ微力でもなんとかしたい、と、独りで被災地に直接物資を運ぶことにしたのです。
コンサートから一日おいた8日の昼下がり、平田さんから届いたメールには、物資を詰め込んだ車の写真が添付されていました。
現地に問い合わせたところ、ご飯や水、ミルクなどもあるが「おかず」がない・・・と言われたとのことで、「おかず」になる食品をたくさん買い込み、物資が届きにくいという気仙沼に向かうということでした。
そういえば彼は人間用だけでなく、ペットフードも積んでいったそうです。
途中仙台で夜を明かし、8時の物資受付開始に向けて気仙沼へ・・・自衛隊の人たちに物資を渡すと、東京でその夜予定されていたライブに間に合うようとんぼ返り。
途中もらった電話では、津波の被害を受けた現地を自分の目で見た興奮が伝わってきました。
詳しくは彼が自分のブログ(http://www.hiratakoji.com/diary/index.html)で書いてくれると思います。
募金してくださった方々の想いと、自らの熱い想いを抱え、それを行動に移す若さと、精神力と、実行力。
もっと時間があれば現地で手伝ってきたかった…という彼の想いが活かされることを祈ります。
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