フラクタルな春 [身辺雑記]
寒い、寒いと思っていても、さすがにあと3日で立春。
風の中に春が感じられます。
日差しが変わったり、風向きが変わったりするのでしょうか。
冷たさと共に、柔らかさがあります。
昔の人たちはこんなことを感じ取って、暦を作ったのでしょう。
すごい感性だと思います。
そして、季節の移ろいを敏感に感じ取ることは、農作業のうえでも欠かせなかったのでしょう。
そんなことを思いながらきなこと歩いていたら、お寺の本堂の前に、変わった木を見つけました。
枝の先端には、柔らかな和毛に包まれた新芽が、早くもたくさんついています。
冷たい風の中に春を感じているのは木も同じなんですね!
新芽にクローズアップしていた目を木全体に転じると、この木は枝がフラクタルな伸び方をしていることに気づきました。
フラクタルとは、ちょっと難しく言うと、「自己相似形」を有すること。
つまり、どこをとっても同じ形が繰り返されていることです。
この木は、根元から先端まですべての枝が二つずつ分かれて伸びています。
根元から二つに分かれた先端が、それぞれ二つずつに枝分かれし、それぞれがまた二つずつに・・・と繰り返しながら、無限に広がっています。
自然界にはこんな面白い規則性もあるのです。
次々と不思議な枝分かれを繰り返しながら青い空に伸びている木を見ていたら、宇宙にまで広がっていきそうな気がしました。
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フラクタル・・・興味深い自然の規則性ですね!!
今日、太陽系の惑星Ⅹの存在のニュースが話題になってましたが、自然の中の規則を追っていけば、それはいつしか宇宙へと繋がっていくのかも知れませんね♪
無いと思えば無いものも、在ると信じていれば辿り着くことに、僕も浪漫を感じます☆
by leon (2008-02-28 21:32)
leonさん、自然界には本当に面白いものがあります。惑星Xもすごいロマンですね!
by michaela (2008-03-06 22:15)