真似る [NLP]
「真似っこ」「人真似」「猿真似」「物まね文化」・・・「真似る」というとあまり良い意味には使われないことが多いような気がします。
でも、私たち人間は、真似ることで成長してきているのではないでしょうか?
赤ちゃんは、お母さんや周りの大人を真似てスプーンを使うことを覚え、話しているのを真似て言葉を思える。
鳥を真似て空を飛び、模写から入る画家もいる・・・究極は、「神は御自分にかたどって人を創造された」(創世記1-27)。
そして「真似る」ことは、大人になってからも成長に役立てることができるのです。
たとえば、成功した人、素敵な生き方をしている人、充実した日々を送っている人・・・同じ生き方はできなくても、真似ることはできるはずです。
それはもちろん、ヘアスタイルを真似るとか、服装や持ち物を真似ると言うことではありません。
もののとらえ方や考え方、行動の起こし方、などなど、素晴らしいと思えたり、憧れたりすることの基になっている部分です。
たとえば人と接する時にどうしているか・・・相手の話をよく聴いているかもしれませんね。自分からすすんで声をかけているかもしれない。相手の立場にたって考えているかもしれないし。
行動は?・・・今できることは、後回しにせずすぐにしているかもしれません。
考え方は?・・・人のせいにせず、自分の責任でしている、「ネバナラナイ」や「~すべき」に囚われていない、柔軟な考え方をしている、人の良いところを見つけている・・・。
スポーツをする人なら、優れたアスリートの練習方法の一部を真似ることもできるでしょう。
いずれにしても大事なのは、良いモデルを見つけて真似ることです。
良いモデルは親や先輩だけに限りません。
同年代の友人や、自分より若い、もしかしたら自分の子どもでさえ、モデルにすることはできます。
良いモデルを見つけて、良く観察する・・・そして自分にもできることを真似る。
そこから大人になってからも成長することができるのではないでしょうか?
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