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SNSとストローク [交流分析]

ブログを始めて1年ちょっとが経ちました。
その数ヶ月前に、私は友人に誘われて「ミクシィ(mixi)」に入っていました。
いまや会員数700万人を超えると言われる、かの有名なSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。
その頃はまだ会員100万人くらいだったかと思いますし、私自身も聞いた当初は「なにそれ?」という感じでした。
日記機能があるので、興味をもち始めていたブログの練習にもなるかと思って参加したのですが、始めてみると結構面白い。
自分が発信したものに未知の人から反応があるというのは、結構嬉しいものなんですね。

やがて、私がこれまで学んだことを何らかの形で発信して、少しでも多くの方の役にたてられないかと思い、ミクシィの日記とは内容を分けたこのブログ「michaela's diary」を始めました。

そして気づいたこと、同時に他のミクシィとブログ2本立ての人のを見ていても感じたこと・・・ミクシィの日記にはコメントをつけやすくてもブログのコメントは書きにくい(?)ということです。
もちろんどちらも変わらずにコメントをくださる方、どちらにも書かない方もいらっしゃいます。
自分自身もミクシィの日記にはコメントをつけやすい、と感じていました。
なぜなのか・・・もしかするとミクシィは普段着で立ち話の感覚、ブログを読んでコメントするのはちょっとあらたまって家にお邪魔する感覚・・・かもしれません。

また、メーリングリストでメッセージを発信してもほとんど返信してくださらない方が、ミクシィでは饒舌に語り、発信する、という面白い現象にも気づきました。

実はそのあたりの疑問が一気に解けた本に出会いました。
『ミクシィ[mixi] で何ができるのか?』(山崎秀夫・青春出版社)です。

この本によると、ミクシィでのコメントのやり取りは交流分析でいう「プラスのストロークのやり取り」といえます。
足跡機能もそうです。誰かが自分の所に来てくれた、ということがすでにストロークです。
その上日記に肯定的なコメントをつけてくれればもう完全に「プラスのストローク」です。
また日記を書くことによる「自己開示」と、そこにもらえるプラスのストロークで、ミクシィの場がちょっとしたセルフヘルプ・グループ(同じ悩みを共有する自助グループ)のようにもなります。
紹介制と日記の開示範囲を自分で選択できる閉鎖性も、セルフヘルプ・グループ機能を高めていると言えるでしょう。

これまでなんとなく感じていたこと、疑問に思っていたことがこの本を読んで なるほど!そうだったんだ!とパズルの断片が合わさるように繋がりました。
まさに「アハ!」体験です。

人はストロークを求める生き物・・・ミクシィで再確認しました。

参考:ストローク(2006.1.7)

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投資入門

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。
by 投資入門 (2013-04-06 13:07) 

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