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パリで芸術を堪能 [旅行]

ルーヴル美術館といえば言わずと知れた世界中の美術品の宝庫。
最近では小説「ダヴィンチコード」にも登場し、一段と有名になりました。
館内は3つの部分に分かれていて、すべて見るには一日では足りないとも言われます。

私たちはとりあえずモナリザに代表されるイタリア、スペインの絵画を中心に展示しているドゥノン翼を重点的に観ることにしました。
とはいえ廊下の端から見ると反対の端ははるか遠く、展示されている絵は膨大な量…作品に酔いそうでした。
感じたのはヨーロッパの芸術はまさに宮廷絵画と宗教画から名作が生まれてきたということ。

特に聖書を題材にした絵は数多く見られ、中でもイエスが水をワインに変えた最初の奇跡を行った「カナの結婚式」を題材にした大きな作品は圧巻でした。
この「カナの結婚式」の作品を見ていたとき、隣から中国語の説明が聞こえてきました。
中国からの団体に説明しているらしく早口で大声、顔を見るとなんと欧米系の人!
その流暢さにはビックリしました。
もちろん「モナリザ」(あちらでは「ジョコンダ」)も見ましたが、映像や印刷物で見るものよりも、陰影がはっきりして明るい印象を受けました。

夜はマドレーヌ教会のコンサートに行きたかったので、ルーヴルは地下の「逆さピラミッド」を最後にして移動、マドレーヌ教会にチケットを買いに・・・。
席によって20、30、40ユーロとあり、学生や低所得者は15ユーロ。
息子は15ユーロ、私たちは20ユーロ(約3000円)のチケットを買いました。

チケットが確保できたので、8時の開場までに、和食に飢えている息子のために寿司・天ぷらなどの店で腹ごしらえ。
8時前にはもう開場待ちの長蛇の列ができていました。

さてこの日のメインはモーツァルトの「レクイエム」。
前半はビヴァルディの曲やアベ・マリアのソロなど数曲が演奏され、休憩をはさんでいよいよ「レクイエム」。
教会独特の高い天井に音が響き、素晴らしい演奏と合唱でした!

こうした演奏会はほかの教会でも良く行われるようで、また会場に来ていた人たちも老若男女さまざま、一人の人もカップルの人も家族連れも・・・。
身近にこのような機会があることはうらやましい限りです。

さて翌日は出発の時間までまた教会めぐりです。   ・・・続く

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コメント 2

hiko

ああ、カナの結婚式は観てみたいですね〜。
できればワイン片手に堪能したいものです☆
by hiko (2007-01-05 14:58) 

michaela

hikoさん、本当に素晴らしい絵でした。甕から注がれているワイン・・・壁一面ほどもある大きな絵なので、そこにいるような臨場感がありました。
by michaela (2007-01-05 18:01) 

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