種を超えた言葉? [犬のこと]
お天気の良い日には芝生の上に寝そべったり・・・。
植え込みの中にも何匹かいるので、きなこの散歩の時には油断できません。
気配を感じると、きなこがいきなり植え込みに飛び込もうとするので、いつでも引き戻せるように緊張感を持って歩いています。
(こんな緊張感と、腰を入れてリードを抑えることが太極拳に役立っているようです・・・)
中には可愛い子猫もいます。
きなこは何を思っているのかわかりませんが、狙って追いかけようとする時と、「遊べる?」とでも言うように尻尾を振りながら近づいていく時とがあります。
近づきすぎて猫パンチを受けて、鼻先に血玉をつけて植え込みから出てきたこともありますが・・・。
きょうも子猫に近づいていくと・・・背中を立ててフーッ!と威嚇してきました。
チワワくらいの子猫に威嚇されたきなこは・・・そーっと目をそむけながら、横を通り過ぎていきました。
猫語がわかったのでしょうか・・・?
必死の威嚇行動には、種類を超えて伝わるものがあるようです。
人間の場合に、ノンバーバルな方が言葉以上に伝えるものが多いのと同じかもしれません。
ランキング応援、1クリックよろしくお願いいたします
人気ブログランキングへ
名は体を現す? [犬のこと]
「きなこ」という名は、我が家に来たときに娘達がつけたものですが、血統書にはブリーダーさんの所でつけられた別な名前があります。
きなこの場合は「AMICA」。
どんな意味だろうと思っていたのですが、ひょんなことからわかりました。
どうやらイタリア語で「女友達」という意味らしいです。
ちょっとおしゃれです。
そして、頭文字が「A」ということは、お母さんが産んだ最初の子どもたちということです。
犬の血統書では、一回目の出産の子にはA、二回目にはB・・・とアルファベット順につけられるそうです。
面白いのはきなこの親戚達の名前。
お母さんは「BLACK LADY」、お父さんは「POTATO CHIPS」。
お母さんのほうがクールでカッコいい名前です。
父方のひいおじいさんには「HAKUNA MATATA」・・・「ハクナマタタ」とはミュージカル、ライオンキングに出てくるフレーズで、スワヒリ語で「どうにかなるさ」とか「何とかなるよ」「心配ないさ」という意味だそうです。
同じく父方のひいおばあさんはなんと、「CHAKA KHAN」!
1970-80年代にR&Bの女王と呼ばれた、圧倒的な歌唱力の素晴らしいシンガーです。
それぞれのブリーダーさんたちの趣味がうかがえて、楽しくなりました。
きなこに「AMICA(女友達)」とつけたのはどういう想いからだったのでしょう・・・。
うかがうすべもありませんが、いまや私たちにとって家族であると同時に良い「女友達」であることは確かです。
ランキング応援、1クリックよろしく
人気ブログランキングへ
晴れた日には、犬を洗おう! [犬のこと]
昨日は、友人宅でフキノトウを摘みながら春の陽射しをたっぷり浴びたせいか、気力も充実。
暖かだったので、昼からきなこを洗うことにしました。
乾燥するこの時期、犬の毛は静電気でホコリを吸い寄せるので、体全体が埃っぽく薄汚れてきます。
さてきなこ、普段は入ってはいけないお風呂場に、さぁどうぞ!と誘われるので早くも気配を察知、逃げ回ります。
ようやく捕まえて連行、浴室に入れるとあきらめておとなしくなります。
シャンプーを泡立てて全身をシャカシャカ洗う間はむしろ気持ち良さそう!
ぬるめのシャワーで念入りにゆすぎ、ブルブルっと自然脱水のあと、タオルドライ。
そしてドライヤーでの仕上げが、ひとりでやると一苦労。
お店でやってもらえば楽でしょうが…以前に六本木の某店の価格表を見たら…ハスキーのシャンプーが18000円~!!
私の美容院代(シャンプー、カット、カラーリング)より高い!!
それを見て以来、絶対家で洗おうと決めました。
でも…18000円かけてどんな風になるのか見てみたい気もする…。
ランキング応援、1クリックよろしくお願いいたします人気ブログランキングへ
きなこ、チワワに遇う [犬のこと]
散歩中、かわいいチワワに遇いました。
ちょっと引き気味に、プルプルしながらもきなこと鼻をチョンとくっつけてご挨拶してくれました。
ミニチュアダックスにはたいてい吠えられますが、チワワはわりあいフレンドリーに挨拶してくれることが多いようです。
それにしても小さい…。
体重を伺うと、「1,9キロなんですけど、太りすぎって言われちゃって…」
…。
20キロのきなこの10分の1以下。
尻尾を一振りしたら跳ね飛ばしてしまいそう…。
なのになぜお互いを犬と認識できるのか!?
不思議です。
猫や鳩を見つけたら即、体を低くして狙う体勢になったり、いきなり突進したりなのに、どんなに大きさや形は違っても犬には犬として接します。
ミニチュアダックスが吠えてくるのも、大きなハスキーを犬と認識しているからでしょう。
やっぱり不思議です。
ランキング応援、1クリックよろしくお願いいたします
人気ブログランキングへ
2才児ときなこ [犬のこと]
きなこと散歩していると、いろいろな人から声をかけられます。
小さい子の場合、犬嫌いになってほしくないから、興味がありそうだと、連れている保護者の様子を見ながら「触ってみる?」とか「いい子してみる?」とか声をかけることもあります。
きなこも行きは「早く早く!」と落ち着きがありませんが、帰りならだいぶおとなしくなっています。
最近は2才くらいの子二人に会いました。
最初の男の子、きなこのおでこを恐る恐るチョンと触ると、急いでおばあちゃまの後ろに隠れてニマーッと嬉しそう。
次の女の子はお父さんと一緒だったので、きなこの方が引き気味でしたが、鼻先に触れて嬉しそう。
バイバーイ、と手を振って別れました。
見ているときなこも興味深々、でも大きいだけにひとつ間違ったら大変ですからこちらもちょっとドキドキ、慎重です。
それにしても自分より大きくて、同じ高さに顔があって、フカフカの動物に触るのってどんな気分なんだろう…。
ランキング応援、1クリックよろしくお願いいたします
人気ブログランキングへ
最近の・・・ [犬のこと]
フードの種類を変えても、トッピングをしてもだめ。
一応お気に入りは「生活クラブ生協」の半生ドライフードなのでそれを少し足すとそれだけ食べる。
ササミジャーキーをちぎって乗せてもそれだけ食べる。
お腹がすけば食べるだろう・・・は通用しない。
そんなこんなが続いた数日前、お腹の調子がちょっと(原因はわかりましたが・・・)
2日ほどで復調しましたが、相変わらずドライフードには「フンッ」って感じなので、「手作りご飯」にしたら・・・ガッツキました
鶏肉を茹でてご飯にかけて、ついでにドライフードも足して・・・。
作ってると台所をニコニコしながら覗いて、出来上がりを見るとくるくる回って喜んで、あっという間に完食
野菜も少し入れて、2食分くらい作っておけば楽。
(でもこれでドライフードにますます背を向ける・・・)
そしてさっさと外の小屋で爆睡。
半日くらい外で留守番してると、帰って家に入れた途端、狭いリビングでテーブルの周りを器用に走り、短い廊下をダッシュ
散歩の終わりころ、「帰ろうか」と言うと今まで遊んでいたほかのワンちゃんたちにさっさと背を向けて、トットコトットコ早足に・・・。
ベランダにおいて近所のコンビニに行こうとすると、近所中に聞こえる遠吠え・・・。
それでもやっぱり番犬にはならない・・・。
ハスキーって面白いです
ランキング応援、1クリックよろしく
人気ブログランキングへ
きなこちゃ~ん! [犬のこと]
昨日のお散歩途中、「きなこちゃ~んきなこちゃんよね」という声にビックリしたら、きなこファンのおばちゃま。
今日はご自分のワンコは連れていません。
始めはビックリしたきなこも、以前おやつをもらったのを思い出して感動のご対面
大きくなったわねぇと親戚の子でも見るように、愛おしそうに撫でてくれました。
今朝はクリーニング屋さんから、吠えないし大人しくてハスキーのイメージが変わった、と言われました。
そういえば、先日来たリフォーム業者の人は、きなこと同じ色のハスキーを昨年17才で亡くしたとか。
美人だねぇ、と名残惜しそうに帰っていきました。
きなこはいろいろな人を和ませてくれるようです。
キンモクセイの香りもあちこちで漂い、散歩に良い季節になってきました。
楽しい出会いがあるかな?
ランキング応援、1クリックよろしく
人気ブログランキングへ
セラピー・ドッグ・・・か? [犬のこと]
特養ホームのお年寄りが、犬を可愛がるうちに表情が活き活きとして笑顔が戻ってきたという話を聞きます。
犬を飼っていると、一緒に散歩をすることが運動になることもあるのでしょう、血圧が下がるとか、中性脂肪が減るとか、健康上も良いようです。
犬をなでているだけでも心が落ち着いてくるようです。
その日にあったことを犬に話しかけ、じっと聴いていてくれたことから傾聴の大切さをあらためて感じたということもあるそうです。
さてウチのきなこは・・・。
そういえば娘にとても悲しいことがあったとき、泣いている娘と向き合って顔をくっつけていました(あのヤンチャなきなこがです!)
確かにきなこの身体をなでていると飽きません。
柔らかい毛の感触が心地よいのです。
そんなきなこの「萌えポイント」は・・・
ヘソ天で寝る天真爛漫さ。
米粒ほどの小さなフードのカケラを、こちらの指に歯を当てないように前歯でそーっと取るほどの繊細さがあるのに、ふざけ始めるとものすごい勢いでタックルして大口を開けて向かってくる。
オジサンが苦手で引き気味だけど、慣れてくると腕に手をかけて「あそぼ」とやる。
何をされても怒ったことがない・・・女性の犬好きのお客様が、耳をペタンとやったり、頬をビローンと引っ張ったりしてもなすがまま。(そう、この人、うちで話してる間、ずっときなこをいじくってました)
そういえばきなこが歯をむき出して唸ったり怒ったりしたのを見たことがありません。
散歩中ほかの犬に吠え掛かられたり、噛まれそうになっても尻尾を振ってニコニコしてる・・・。
もしかしてセラピー・ドッグの素質あり?
あとは、散歩スタート時のものすごい引っ張りをなんとかすれば・・・。
まぁ、今のところは我が家の専属セラピー・ドッグです。
ランキング応援、1クリックよろしくお願いいたします!
人気ブログランキングへ
お留守番 [犬のこと]
こう暑いとハスキーのきなこを外におくのは忍びない…。
というわけで、日中暑い盛りはひとり(?)クーラーのきいた部屋でお留守番です。
これまでも30分くらいのお留守番はしたことがありますが、このところは午前中ずっととか、午後中とか、結構長時間。
帰ると部屋を確認するまでちょっとドキドキですが…今のところ何事もありません。
それどころか、玄関を開けて、ただいま~と言ってもシーン…。
もう一度ただいま~と言ってもシーン…。
三度目のただいま~に、ア~ゥ…と大あくびで伸びをしながらようやくお出迎え。
またあるときは写真のような格好で横たわったまま、まるで「あ、おかえりー。早かったね~」
大物なのか、飼い主に無関心なのか…。
ともかくこの暑さ、無事に乗り切ってほしいものです。
ランキング応援、1クリックよろしく!
人気ブログランキングへ
なぜハスキーを? [犬のこと]
シベリアンハスキーのきなこを連れていると、すれ違いざま「あっ、ハスキーだ!」「ハスキーよ、珍しいわね」と言う声がよく聞こえます。
直接「今時珍しいですね」と言う人もいます。
そして知人からよく言われるのが「なんでハスキーにしたの?」
シベリアンハスキー・・・もう20年近く前、ある漫画で人気が出て一世を風靡したと言っても良いほど流行った犬種です。
ところがハスキーの性格を知らずに、ただ人気にあおられて飼ってはその大きさとパワーをもてあまし、物覚えの悪いバカで逃走癖があり、迷子になっても帰ってこられない、などと散々な言われようをして捨てられた犬も多く、悲劇的な衰退をした経緯があります。
ですから今飼われているハスキーの多くは、その頃から大事にされて年をとってきた13、4~17、8歳の高齢犬が多いと思います。
なので若いハスキーは珍しがられるわけですが、それにしてもハスキーの知名度の高さには驚きます。
中には漫画に登場していたハスキーの名を出して「あ、チョビみたい!」と言われることも・・・。
日本特有の、犬種の流行・・・今の小型犬人気はこれからどうなるのでしょうか。
さて、私はその漫画のことは知りませんでしたが、もともと狼が好きで、犬を飼うなら少しでも狼に似た風貌の種類を飼いたいと思っていました。
ハスキーの存在もどこかで頭にインプットされ、いつか飼ってみたい・・・と思っていました。
そんな中、14年前のちょうど今頃、ハスキーと柴のミックス犬を飼うことになったのです。
それが私たちがシバリアン・ハスキーと称していた「ジョイ」でした。
(いい笑顔でしょ?)
そしてジョイが亡くなり(【ひとつのいのちを前にして】、【レクイエム】)、ようやくまた犬を飼いたい、と思えるようになって迎えたのが「きなこ」です。
次に飼うのもシバリアン・ハスキーか純粋なシベリアン・ハスキーにしよう、と決めた私は犬探しをするうちに、どうしてもハスキーを飼いたくなってきました。
ところがペットショップをあちこち巡ってもハスキーは売ってない・・・小型犬ばかりです。
知り合いの獣医さんに聞いても最近は飼ってる人もいないし、生まれない、ブリーダーから直接かネットで探すしかない、ということでいろいろ当たるうちに最終的にであったのがきなこでした。
しかし・・・ネットで見つけた仲介業の人はどうやらハスキーは専門外だったようで・・・「奈良県のよく知っているブリーダーさんから仕入れ、羽田空港から家まで連れて行きます」ということで結構親切だったのですが・・・。
家についたきなこはサイズいっぱいいっぱいの小さな運搬用バスケットにキチキチに詰まったような状態で・・・ようやく引っ張り出してみれば、色が表示されていたシルバー&ホワイトではなくブラック&ホワイト・・・(HPの写真も黒っぽくは見えていたんですけどね・・・)。
さらに、連れて来てくれたお兄さん、「奈良県のブリーダーさんから来たんですが、なぜか高知県生まれなんですよね・・・」。
まぁ、気の良さそうなお兄ちゃん、頼りないこと・・・。
でも来てしまったものはしょうがない(「赤毛のアン」みたい・・・)、そんなこんなできなこは我が家の家族になったわけです。
高知県からいつ奈良県に来たのかは分りませんが、ともかくこの日は奈良県から大阪空港→羽田→我が家、と一日中狭いところに閉じ込められた長旅。
でも物怖じすることもなく、あっという間に我が家にとけこみ、いまやすっかり家族になっています。
生まれが高知県のせいかハスキーのくせに寒さはあまり得意でないみたい・・・。
一緒に暮らしてみると、ハスキーは決してバカではない・・・むしろ頭がよく、自分に必要なこと、都合が良いことはしっかり覚えてる・・・。
ほとんど吠えないので無駄吠えで困ることはないけれど番犬にもならない。
換毛期の掃除は大変だけれど、体臭がほとんどない。
そしてきなこの場合、性格がスイッチが入らない限り穏やかで、私たちの癒しの元になっています。
というわけで、私たちがなぜハスキーを飼うようになったか・・・ネタがない時の犬ネタでした。
ランキング応援、1クリックよろしくお願いいたします!
人気ブログランキングへ
幻の多頭飼い [犬のこと]
最近のハスキー事情は?・・・とネットをいろいろ見ていたら、あるペット販売のサイトに行き当たりました。
だいぶ前にも見たことがあるサイトです。
その中にハスキーの子が1頭いました。
メスで、色はグレイ&ホワイト、ちょっととぼけた愛嬌のある顔で、全然ハスキーらしくない・・・。
その子がずっと売れずにいて、最近見たときはもう生後5ヶ月、時々見るとやはり売れずに月齢だけがどんどん過ぎていきます。
値段もなんと3万円→1万円!
生後半年たって1万円まで下がってしまったハスキー・・・このまま売れなかったらどうなるの!?
もう気になって気になって・・・。
毎日見ていると、チェーン店のそのショップ、最初は宇都宮店にいたものがある日足立店に・・・2、3日すると横浜の旭店に・・・。
このお店は、希望すると近くのショップまで連れてきてくれるそうで、うちから一番近いお店は駅3つほど、車なら15分位のところ・・・。
ネットで評判を見たら、あまり良くないうわさも・・・。
ついに最近の写真だけでも見たいと思って問い合わせメールを出したら・・・譲渡先が決まりました、の返事・・・。
サイトを見たら契約済みになっていました。
ホッとしましたが、どこかにホント?の気持ちと、うん、ホントだよ、この子は新しい飼い主のところで幸せになる、の気持ち。
この間の葛藤・・・
きなこの散歩で手一杯なのに、もう1頭どうするの?
2頭同時に連れて歩くの大変だよ!
きなこと相性悪かったらどうするの?
私は良くてもダンナはどうやって説得しよう?
現実的に考えて2頭ってスペース的にもどうよ?
・・・と自問自答の日々(笑)
マイミクさんからもアドバイスもらいましたし、多頭飼い経験者の記事も探したり・・・。
私としては結構真剣に考えていたんですね・・・今思うと。
ちょっとホッとして、ちょっと残念な、幻の多頭飼いでした。
ランキング応援、1クリックよろしくお願いいたします!
人気ブログランキングへ
飼い主に似る? [犬のこと]
連休といっても、家族それぞれ休みのない仕事だったり、学校の用事だったりでどこへ行くあてもなく・・・。
一人で出かけるにしても、わざわざこの込んだ時期に動くこともないので、大掃除でもすることにしました。
合間に犬のきなこと散歩・・・というより走りに出かけます。
公園デビューならぬ散歩デビューをして以来、ワンちゃんの知り合いも増えました。
よく、犬は飼い主に似る、と言いますが、面白いことになぜか、なるほど・・・と思うようなカップル(?)が多いのです。
年配の方が年配のワンちゃんを連れていると、二人(?)とも同じようなゆっくりした歩き方。
明るくフレンドリーな感じのゴールデン・リトリバーには、同じく明るくて快活そうな男性。
ちょっとシャイな感じの柴犬の飼い主さんは、これまたちょっとシャイな感じの女性。
きなこがどんなにじゃれてかかっても、ドーンと鷹揚にかまえているオジサン犬の飼い主さんは、「大丈夫、大丈夫、いいのよ!」とこれまた肝っ玉母さん。
あまり見たことのない個性的な種類のワンちゃんは、飼い主さんもちょっと個性的かな?
気があいそうなミックス犬の飼い主さんは、気さくな感じの女性。
そして、大きなきなこに引き気味の小型犬を連れているのは、同じようにちょっと顔を引きつらせている奥様・・・。
どうやら飼い主さんの性格がしつけ方に通じ、それがワンちゃんの性格に表れているのかもしれません。
もしかしたら子育てにも通じるかな・・・?
さて・・・好奇心いっぱいに飛び跳ねるきなこ・・・誰に似たのか・・・?
ランキング応援、よろしければ1クリックお願いいたします。
人気blogランキングへ
犬と暮らす [犬のこと]
我が家に新しい家族が来ました。
3ヶ月になるシベリアンハスキーのメスの子犬です。
昨年春、12才を目前にして愛犬ジョイを亡くしてから10ヶ月が経ちました。(「ひとつのいのちを前にして」、「レクイエム」)
もう一度犬を飼いたい、とようやく思えるようになったので、いまや流行おくれとなったハスキーを探しました。
大型犬を飼うには私たち夫婦の年齢的にも最後だろうし、ジョイの性格を思い出すと、やはりハスキーにしたいと思ったからです。
さて、13年ぶりに接する子犬・・・我が家に来てからまだ10日ですが、すっかりとけこんで、自由奔放に生きています。
嬉しいと走り回って喜び、テンションがどんどんあがっていく・・・。
見知らぬ人には不安げにこっそり陰からのぞく・・・。
思いっきり遊び、食べ、満足するとコトリと眠ってしまう・・・。
早くも内ヅラと外ヅラを使い分け、家族には思いっきりわがままに甘えても、他人には歯をあてない。
犬の感情表現を見ていると、あるがまま、快・不快、好き・嫌い、怖い・怖くないを実に素直に表わしています。
すべてを体感的に感じ取り、身体全体で表現する・・・。
人間の生き方のヒントにもなりそうです。
周りを気にしてついつい抑えてしまい、ストレスをためてしまうことを考えると、すべて犬のように素直に表わせるわけではなくても、ちょっと取り入れることはできるかもしれません。
お腹をだしてのびのびと仰向けにひっくり返っている「きなこ」(娘達の命名です・・・)をみてそんなことを思いました。
ランキング応援、よろしければ1クリック↓よろしく!
人気blogランキングへ
レクイエム [犬のこと]
私の家で飼っていた犬のジョイが、22日深夜未明、11才と11ヶ月で逝きました。
治療のため一晩入院していましたが、深夜2時にクリニックからの電話で、家族みんなで駆けつけました。
1月始めの手術から、よく頑張ったと思います。
しつけもほとんどせず、「正しい犬の飼い方」からはかけ離れていましたが、穏やかな性格の良さにカバーされて、いるのが当たり前の家族になっていました。
でも、普通の犬のように顔を嘗め回したり、尻尾を千切れんばかりに振って喜んだり、ということのない、どちらかと言うと淡々として気まぐれな性格でもありましたが、そこがまた私たち家族にはあっていたように思います。
いつもいた辺りの壁の黒ずみや、子犬だった頃に噛み付いたイスやテーブルの傷など、ジョイがいた痕跡があちらこちらにあり、当たり前になっていた存在がなくなった喪失感は覚悟していた以上に大きなものです。
考えないようにしたり、別な犬を飼って気持ちを向けようとしたりするのではなく、しばらく喪の作業に入ることが必要なようです。
ひとつのいのちを前にして [犬のこと]
このブログ開始以来、初めてプライベートなことを書きます。
私の家には1頭の犬がいます。名前はジョイ。体重25キロほどの純粋な(?)中型ミックス犬(雑種)、父親が柴犬、母親がシベリアンハスキーなので、我が家ではシバリアンハスキーと称しています(こう言うとたまにすごくうけます)。
このジョイ、5月で12歳になるのですが、昨年11月頃から体調に異変が見られ、年のせいと中年太りかな、と思っていましたが、年が明けて病院に連れて行ったところ、悪性の肉腫と診断されました。
そして1月に大手術、体重の2割ほどにもなっていた腫瘍を腹部から取り除き、内臓は無事だったのでほとんど元通りの元気を取り戻しました。
しかし完全には取りきれず、再発の爆弾を抱えて生活していたのですが、3ヶ月もたたないつい最近、やはり兆候が現われてしまいました。
肉腫の増殖は早く、お腹が日ごとに大きくなりますが再手術は無理で、抗癌剤もどこまで効くかわからず、ほとんど何も食べようとしないところをだましだまし、少しでも栄養をとらせようと手を変え品を変え、日々様子を見ながら過ごしています。医師からも食べられるものなら何でも好きなものを、と言われているので、贅沢なようですがチーズや肉なども与えています。
ジョイは生まれて2ヶ月弱の時に我が家に来ました。私の3人の子どもたちが皆小学生の時ですから、末っ子などは人生の大半を共に過ごしてきたことになります。
世間ではよく、情操教育のために、あるいは命の大切さを教えるために、などとペットを飼う理由付けをしますが、私はその考え方は嫌いで、自分が飼いたいから飼う、あるいはたまたまの出会いがあったから飼う、という考えです。ジョイの場合も、知人を通しての出会いでした。
また私は犬を飼う場合、小型犬に服を着せてどこへでも連れ歩いたり、赤ちゃん言葉で話しかけたり、口移しに物を食べさせたり、という可愛がり方はできません。ジョイの性格は結構気ままで、私のどちらかといえばクールな、そのような接し方とあっていたかもしれません。
けれども今、いつまでもつかわからないいのちを前にして、犬好きでない人から見ればたかが犬のことで、というような感情の揺らぎも経験しています。
悪性肉腫の診断を受けた帰りの車の中では、助手席に座る娘と共に言葉を発すれば涙が溢れてしまうので、互いの感情だけを受け止めながら黙ってハンドルを握っていました。
毎日、家にいられる家族の誰かしらが見守り、今日は何を食べた、今日は食欲がない、と一喜一憂し、ジョイが家に来た子犬の頃の思い出を語り・・・。
犬には人間ほどの豊かな感情はないでしょう。何を考え、思っているのか、あるいは思っていないのかもわかりません。
おそらく快か不快か、苦痛か苦痛でないか、そんな原初感情が基本で、ほとんどでしょう。ただひたすら、あるがままに生きているのかもしれません。人間のように、何かの思いをもって、もっと生きたい、まだ死ねない、などとは思わず、本能のままに生きようとしているのかもしれません。
私たちもそれをあるがままに受け止めるしかないのかもしれません。一日でも長く、共に過ごすことができるように・・・。