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子どもの頃何になりたかった? [メインテーマ]

子どもの頃、特に小学生の頃、私は結構コンプレックスが強かったかもしれません。

積極的に声をかけて友達を作るのは苦手で、出席番号が近い子とか、席が近い子としか仲良くなれなかった・・・。

休み時間、何をしてたのかなぁ?

小学低学年から5年生くらいまでほとんど覚えていません。

勉強はそこそこできたけど、1番にはなれない、上の下?

運動神経が鈍くて、走れば遅い、逆上がりはできない、泳げない、自転車も乗れない・・・。

これは過保護な母が、身体を使った遊びをさせようとせず、学校の遊具も危ないからやるなと言い、私もそれを守ったことも一因。

だけど後年良く考えたら、周りがすでに自転車に乗れたり泳げたり、遊具でも上手く遊べるところに加わってもできない自分がイヤだったのかもしれない。

ヘンにプライドがあって(これ、母譲り)、できない自分を見せたくなかったから、最初からそういう遊びに加わろうとしなかったのかもしれません。

勉強も頑張って一番になろうという根性はないし、人と競争する気もない、でもイイ子ではいなくちゃ・・・。

大人になったら何になりたい、という夢もなかった・・・。

でも、6年生の時、仲の良い友達ができたこと、皆が憧れるような素敵なシスター(ミッションスクールだったので)が担任になったことと、やっぱり憧れてたものすごく個性的な理科の先生に出会えたことで、小学校時代を明るく締めくくることができました。

人の成育史は宝物。

どんな所で、どんな風に育ったか・・・必ずどこかに光るものが隠れています。

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生き抜くために必要なこと [メインテーマ]

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チリの鉱山でおきた落盤事故。

33人が地底で奇跡的に生き延び、70日ぶりに救出されています。

奇跡の救出劇といわれ、全世界が見守っています。

どちらかを応援するのではなく、地底に閉じ込められた人達の生還を願うというひとつのことに向けて、全世界が政治信条を越えてひとつになって祈り、見守り、応援する・・・。

勝ち負けを競うサッカーのワールドカップやオリンピックよりもはるかにすごいことです。

もしかしたら人類はひとつになれるのではないか・・・そんなことも夢見させてくれます。


テレビでの中継を見ながら、気づいたことがあります。

地底で生き延びられた背景には、いくつかキーワードとしてあげられるものがありそうだということ。

狭い、限られた空間に閉じ込められている33人を上手くまとめていたリーダーシップ。

もしかしたらもめることもあったかもしれない、あきらめかけたこともあったかもしれない、それを乗り越えた団結力。

過酷で辛い状況でも持ち続けたユーモア。

地上に出たらこれをしたいと、目標を持つこと。

そして大きな支えになっていたであろう、家族への愛、必ず助かるという希望、強い信仰・・・。

さらには感情の適切な抑制と発散、などなど。


地底での70日間がどれほど過酷な状況であったかは、全員が無事救出されてから明らかになってくるでしょう。

それを生き抜くことができた・・・そこから学べるものがあるように思います。

そしてこの奇跡は、全世界が、人類が、ひとつになれる可能性という、素晴らしいエスぺランサ(希望)を示してくれたようにも思います。

これを書いている時点で12名が救出されているそうです。

残る方々、そして救助のために入った方々が無事生還されますよう!

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怖い、怖くない・・・ [メインテーマ]



このところたびたび目にするCMです。

初めて見た時、映像よりもこの曲が気になりました。

何ともいえない不思議な響き・・・耳について離れません。

なんの曲かな・・・と検索したら・・・ビックリ!

このCMが怖い、イヤだ、という記事がいっぱい!

歌が怖いというコメントもたくさん!

中には民族音楽的で好き、というのや、不快感があるからこそCMとして成功、という意見も少数ありました。

(ちなみにウチの旦那さまも「嫌い派」。こんなの流すなんて強迫だ、と)

<怖い・怖くない>という感情は、<好き・嫌い>と同じく、人間の原初感情です。

一瞬の間に怖いか、怖くないか、と判断することは、人間が生き延びてくるうえでとても大切なことだったでしょう。

このCMを見て怖い、と思う裏には、動脈硬化への恐怖心や不快感、この歌の持つ独特な雰囲気(歌詞が良くわからないことも一因か?)が引き起こす感情、など人によっていろいろな想いがありそうです。

あなたはこのCMが怖いですか?好きですか?嫌いですか?

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おばちゃんパワー! [メインテーマ]

近所のお寺では毎朝6時半、近所のおじ(ぃ)ちゃま、おば(ぁ)ちゃま達が20~30人も集まってラジオ体操をしています。

何人かがラジオを持ってきているようで、6時頃からすでに集まり始めています。

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皆さんだいたい立ち位置が決まっているようで、いつも同じ場所に同じ方が・・・。

終わると、それぞれの方向に散っていきますが、目につくのは2~3人でペチャクチャおしゃべりしながら帰っていくおばちゃまたち。

ハスキーきなこと散歩中の私にも「おはようございます」と挨拶してくれます。

姿勢も良く、楽しそうにおしゃべりしながら歩いている元気なおばちゃまたち・・・。


さて、私が行っている太極拳教室にも、さらに元気なおばちゃんたちが・・・。

始まるまで、休憩時、先生がストップをかけないとおしゃべりが止まりません。

大きな声で笑い、喋り、その後は練習に集中。

仲の良い、元気なおばちゃんたちを見ているとこちらまで楽しくなってきます。

好きなことをして、仲良しの友達とおしゃべりして・・・これが一番のストレス解消かもしれませんね。

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生き甲斐・・・ [メインテーマ]

母のピアノをめぐって、いろいろな展開がありました。

母が若いころから大事にしてきたピアノ。

私の子どもたちがピアノを習っていた短い期間にちょっと触れることがあったけれど、40数年、まともに弾かれることなく眠っていたピアノ。

それをハンガリーのリスト学院で勉強中の若い友人に弾いてもらい、内輪のサロンコンサートを開く事を思いついたのが2008年。

そしてそのことをブログに綴った時から、母のピアノ物語が動き始めました。

この8月にはついにNHKの番組の中にもちょっと登場、そこから今度は雑誌にも取り上げられ・・・。


何より一番の変化は、母のピアノ演奏の封印が解かれたこと。

音大を目指すほど一生懸命、毎日弾いていたピアノをなぜ封印できたのか・・・。

大きな疑問だったのですが、私が生まれ、主婦業の合間に、リビングにおかれたピアノでは弾くことに集中できなかったのが封印の一番の理由のようで・・・。

しかしそれなら一人になってからもなぜ弾かないままだったのか・・・どうやら戦争で音大進学を断念したことから緊張の糸が切れてしまったのも、ひとつの理由だったかもしれません。


そんな母が、NHKの取材をきっかけに、再びピアノに向かうようになりました。

そして昨日、夏休みで帰国している友人にお願いして5回目のミニ・サロン・コンサート・・・今回は母も弾きました。

毎日の練習はやはり効果があり、TV取材の時よりも格段の上達。

81歳の母が、40数年ぶりに弾くようになったピアノ・・・。

子どもの頃好きだったこと、若い頃目指していたこと、食事をすることも忘れて夢中になれたこと・・・そんなことが生き甲斐に繋がります。

母が、ピアノを再びの生き甲斐にしてくれればこんなに嬉しいことはありません。

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エリザベート観劇 [メインテーマ]



ミュージカル、エリザベートを観てきました。
観劇ブログは、コアなファンがコアな感想を上手に書いていることが多いので、感想を述べることが得意でない私はあまり手を出したくありません。

そこでちょっと違う視点から・・・。

エリザベートには熱心なファンが多く、それもリピーターがたくさんいるとよく聞きます。

自分自身の人生や生き方を重ねる人も多いようです。

嫁姑の葛藤、マザコン夫、自分自身のファザコン傾向、生きる目的、生きる意味、生と死・・・。

面白いテーマがたくさんちりばめられています。

黄泉の帝王からの誘いを「まだ早い」「生きてさえいれば・・・」「自分のいのちを預けるのは自分だけ」とはねつけるエリザベート。

生きる意味を探し、自立を目指し、闘う・・・けれど問題に向き合おうとせず逃避することも・・・。

エリザベートに共感したり、憧れたり、ちょっと違うと思ったり・・・さまざまな部分に自分を置くと、その時その時の自分の心の移り変わりとも合わせて、毎回違った想いで観ることができるのでしょう。


昨夜は城田優さんのトートで観ましたが、予想以上に良かった!

ビジュアル的には大満足、若さもあり、歌も期待以上に素晴らしい。

もう一度観たくなる・・・こんなところからもエリザベートの罠にハマってしまうかも・・・。

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成長 [メインテーマ]

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近所に大学付属の中学・高校一貫校があります。

元は女子高だったのが、数年前から共学に。

見ていると明らかに女子が優勢。

勇気ある(?)男子が時々女子の集団に一人混じっていたりしますが、ほとんどは男子だけで群れて登下校。

ま、高校生の中にはカップルの子もちらほら・・・。


そんな中、今の時期、目につくのが中学1年生の男の子。

なんででしょうね、一目でわかります。

4月頃には、ダブダブの、身体にあってない、特に上着の肩が全然あってない制服姿。

今頃は、足元を見るとズボンだけがツンツルテン一歩手前・・・ズボンの裾から白いソックスが数センチ見えてます。

多分、合格して2月頃に採寸、3ヶ月くらいの間にグンと背が伸びたのでしょう。

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もう10年以上前、ある男子校の学校説明会で、校長先生が言った言葉が頭に残っています。

「中学1、2年はまだ小学生の続きみたいなもので子ども。中学3年、高校1年くらいは反抗期真っ盛り。それが高2、高3となると、まるで蝶がさなぎから脱皮するように、良い青年になります。それまで見守ってください」

成育史の中でも、自己混乱感と闘いながらアイデンティティーを確立していく、大切なこの時期。

健やかに成長してほしいものです。

ガンバレ若造!

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(おまけ:散歩後のきなこさんは爆睡中)


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蝦蟇の油から宇宙まで [メインテーマ]

筑波山に行ってきました。

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バスを仕立てて不思議なメンバー・・・60代から80代の、世間でいう「高齢者」も含めた中に私たちアラフィフが混じり、最年少だけはもうちょっと若い人が一人。
最高齢は88才。

太極拳の達人、能の達人、パソコンやカメラを趣味とする人、呑みの達人・・・。

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総勢26人のほとんどが、ケーブルカーの終点から、筑波山の女体山頂まで登りました。
もちろん80代の方数名も。

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皆さん健脚です。

さすが太極拳をしている皆さんです。

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筑波山登山の後は霞ケ浦まで足をのばして遅めの昼食に鰻丼。

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来る時の渋滞のおかげで押せ押せになった時間の関係で、掻き込むように昼食を終えて、宇宙センターに駆け込み見学。

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皆さん興味津々で案内のお姉さんを質問攻め(?)。

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帰りのバスではカラオケ三昧。

いやぁ、人生の先輩方のパワーはすごいです。

飽くなき好奇心と探求心、人生を楽しむ姿に大いに刺激されました。

いくつになっても元気でいられるコツは、やはりこれかもしれません。

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それでも生きろ! [メインテーマ]

年間の自殺者数が、12年連続で3万人を超えた、と新聞にありました。

年の後半からは前年を下まわり続けているようですが、異常なことです。

20代、30代の人たちにも多いと言います。


死を考えたとき、30分、誰かと話をすることで乗り切れることもあると言います。

そのためにも電話でのサポートや、twitter でのつぶやきを拾い上げることなど、いろいろ対策も考えられているようです。


私たちが学ぶセラピーの理論では、

 ◎ 人はなんのために生きているのか

 ◎ 自分の生き甲斐は何か

 ◎ 自分の心と身体と魂を大事にしているか

という、3つの問いかけを大切にしています。

すぐに答えが出るものではなくとも、常に心のどこかで問い続け、自問自答し続けることで何かが見えてくるはずです。

自分は何のために生きているのか、と問うて、生きている意味がない、生きている価値がない…と思ってしまったら、本当にそうなのか、本当に生きている意味がないのか、考え続けることも必要です。

とにかく生きろ!というだけでいいのか、という人もありますが、「それでも生きろ!」と私は言いたい。

生きて、考え続け、答えを見つけることが生きる目的でもいい、生きることが生きる目的でもいい、「それでも生きろ!」

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今日の気分は? [メインテーマ]

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人の心・気分には波があるものです。

いつも穏やかで安定した気持ちでいられればいいでしょうが、そんなことはありません。

ハッピーで楽しい気分だったと思ったら、次の日には不安でいっぱいになったり、やる気に満ちてがんばろう!と思っていたら、あっという間に何もする気がなくなったり・・・。

そんな自分の心の状態を知って、うまくコントロールしながら折り合いをつけていく・・・生きることはその繰り返しかもしれません。

かく言う私も同じ・・・ここしばらくブログを書くことも気分がのらず(単にネタ切れというだけだったり?)、mixi もtwitter もやめちゃおうかな、と思ったり・・・。

なんだかいろんなことが面倒になって、人さまのブログもなんとなく眺めるだけになったり・・・。

そんなとき、これではいかん!と気持ちを切り替えて、思い切って行動することも効果がある場合もあります。

さもないとグダグダと沈み込んでいくばかり・・・。

ただし無理は禁物です。

五月病という言葉もあちこちから聞こえてくるこの季節、気分の波はあたりまえ、頑張りすぎずにがんばりましょう!

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動きだしたピアノ物語 [メインテーマ]

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母のところにあるピアノについて、以前に何回か記事を書きました。

母のピアノ・・・①
母のピアノ・・・②
ピアノ物語~エピソード2
ピアノ物語~番外編

最近そのピアノをめぐって、また大きな動きがありました。

ピアノが母のところに来る前の保有者であったピアニストの小倉末さんを調べていた、神戸女学院大学の津上先生の紹介で、母とピアノのエピソードがNHKの番組の中で紹介されることになったのです。

NHKのディレクターさんが話を聞きに来たのが3月。

81才になる母は50年近くもピアノを弾いていませんでしたが、番組の中で弾いてほしい、さもなければ50年も封印していた理由も興味深い、と言われ、弾くことになりました。

さてそれからが大変!

取材予定は4月か5月と言われ、昔使っていた楽譜がたまたま見つからなかったので、楽譜探しからスタート。

見ていると結構ウキウキしながら楽譜選びなどしたようで、久しぶりに弾く大人のために少し簡単にアレンジしたものを数冊買い込んで、早速練習を始めました。

さすがに音大を目指していただけのことはあり、1週間ほどで勘を取り戻したようです。

それから1カ月ちょっと・・・簡単なアレンジのものでは物足りなくもなったようで、結局3曲用意、直前に練習を始めたものはちょっと危なっかしいところもあるものの、なんとか形になってきました。

当日の取材は2時間弱。

迫ってくるカメラやマイクにも動じることなくインタビューをこなし、ピアノも無事に演奏し・・・。

さて編集後はどんな風になるのか・・・。

何分くらいの登場かわかりませんが、放送は8月上旬になるそうで、楽しみに待ちたいと思います。

これをきっかけに、母が再びピアノを生き甲斐にしてくれるといいのですが・・・それにしても、母は意外に出たがり、目立ちたがりだったようです。

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春爛漫 [メインテーマ]

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散歩をしていたら、スミレの群落を見つけました。

桜はだいぶ散ってしまいましたが、まだ名残の花が残っています。

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芝地で餌をあさるツグミは、北へ帰る準備中でしょうか。

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寒暖の差はあっても、季節は確実に移ろい、春爛漫です。

外に出たらちょっと深呼吸・・・足元や空に目を向けて、季節の移り変わりを感じる心の余裕を持ちたいものです。

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私が私であること [メインテーマ]

「アイデンティティーの統合」という言葉があります。

自分が自分らしく、活き活きといられるのが、アイデンティティーが統合された状態です。

ある友人は、家庭をとても大切にし、家族が快適に居心地良く暮らせるようにしておくことを大事にしています。

家族が帰ってくる前にお風呂を沸かし、美味しい料理を作り、あたたかく迎えます。

その良き母、良き妻というのがおそらく彼女のアイデンティティーで、美味しい料理に家族が喜ぶ顔を見るのが彼女の生き甲斐だとおもいます。


一方、外に出て仕事をしている時が一番活き活きしているという人もいます。

その人にとっては、家族を大事にする気持ちはあっても、常に家のことだけをしているのは苦痛かもしれません。

自分は何をしている時が一番幸せか・・・子どもの頃、若い頃、現在・・・そんなこともアイデンティティーの統合に繋がります。

自分で思っている「こうありたい」という姿と、本来その人が活き活きといられる姿が一致している・・・つまりアイデンティティーが統合されている・・・さらにはそのことに気づけると、人生はいっそう輝いたものになるかもしれません。

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身体の声を聴く・・・追記 [メインテーマ]

太極拳を始めて1年と5カ月ほど。


これは、わが師が2008年に上海での大会で優勝した時の映像です(黄色の表演服)。




それまでの人生ではまず頭で考えることが多く、カウンセリングやセラピーを学ぶ中で体感覚が盲点であることに気づきました。



私は子どもの頃から運動神経が鈍く(と思っていた)、走れば遅く、泳げないし、自転車も乗れない、もちろん逆上がりはできない・・・。

でも、考えてみれば子ども時代、母や祖母から「危ないからダメ」と言われたのを忠実に守って身体を動かす遊びを積極的にやらなかったし、水泳は周りがみんなできるのに自分は泳げないのがいやでサボるうちにますます泳げなくなり(家族の誰も練習に連れて行ってくれなかったし)、自転車は環境的に必要がないまま乗れずにきたし・・・。

そんなこんなで暮らしてきましたが、長い人生経るうちに自分の運動神経はそんなに鈍いわけじゃないな、人並みではあるな、と気づき、中国拳法や空手ってちょっといいな、と思うようになり・・・。

本気で少林寺拳法の教室を探したこともありますが、手近になかったり、空手も子ども中心のようだったり・・・そして今思えば失礼ながら太極拳はお年寄りがゆったりやる、ちょっとダサいかも、くらいに思っていたのです・・・。

そして、50才も過ぎてくると、今更少林寺を始めるのもハードすぎるな・・・でもこの先10年、20年、人生が残っているなら何かしたいな・・・と考えていたとき、周りの仲間たちの中から太極拳、太極拳・・・と呪文のように声が聞こえてきて、私の脳にもしっかりインプットされ、機が熟した頃出会えたのが今の師。

始めてみるとこれが合う。

その少し前から始めていたヨガと合わせて、力を抜くこと、入れるべきところ、今までまったく意識していなかったところに気持ちが行くようになりました。

何かしている時、何もしていない時でも、ふっと意識を向けると肩に力が入っていたり、姿勢が良くなかったり・・・そこで力を抜いたり、姿勢を正すと心地よい。

そんなことに気づけるようになってきました。

太極拳では、上半身の力を抜くこと、足の裏を感じて、重心をしっかり意識することが大切です。

太極拳の練習の前に行う気功の「站樁(たんとう)」(空気のボールを抱えて空気椅子のような感じで立つイメージ?)では、身体の各部分それぞれちゃんと力が抜けているか、丹田が意識できているか、確認していくと、やっぱりいつの間にか変に力が入っていることに気づいたり・・・。

キッチンに立ちながらも重心を確認してみたり・・・。


動画で見る美しい太極拳はやっぱり武術の動き・・・。

あんな風に流れるように動けるまではいったい何年かかるかわかりませんが、とりあえず目標にはしたい。

日々鍛錬と精進です。


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タグ:太極拳
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父の想い出 [メインテーマ]

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勉強会で「愛の原型」ということが話題に上りました。

「愛の原型」とは、生まれてからの成育史の中で、家族や周りの人たちからどう愛されてきたか・・・というもの。

ふっと思いだしたのは、15年前に亡くなった父のこと・・・。

父とはまともな会話を交わした記憶がほとんどありません。

大事なことを話すときはいつも母にでした。

別に反抗していたわけでも、嫌いだったわけでもないのに、話のきっかけがつかめなかったというか、私も甘え下手だし、父も子どもとの接し方がわからなかったのか・・・。

忙しい父と一緒にいる時間があまりなかったこともあるかもしれません。

でも・・・思い出したのは、父が趣味のプラモデル作りをしているのを見るのが好きだったこと・・・私も一緒に造りながら、接着剤をはみ出さないようにつけるコツとか、バリの取り方、ニッパーできれいに切る方法や、マスキングして塗装すること、水を使ったシールの貼り方などなどちょっとずつ教えてもらえるのが嬉しかった・・・(おかげで手先が器用になったかも)。

高校生くらいになってからは、父が読んでいる海外のサスペンス小説や冒険小説を貸してもらって読んだこと・・・ダシール・ハメット(マルタの鷹)、レイモンド・チャンドラー(フィリップ・マーロウシリーズ)、アリステア・マクリーン(八点鐘が鳴るとき)、ハドリー・チェイス、などみんなこの頃知りました。

そして、大晦日、母に変わってるわね、と言われながら、私と父は紅白歌合戦を見ずに別のテレビで映画を見ていたこと・・・。

会話はなくとも、むしろ会話をせずに黙っていても、気をつかわずにいられた・・・。

母と接するときのように、機嫌や顔色を気にせずにいられた・・・。

それが父との関わりだった・・・そう、これが私の愛の原型かもしれない・・・そんなことを思いました。

私の中には確かに父の血が濃く流れています・・・携帯電話、デジカメ、パソコン、こうしたものに心動くのは確かに父譲り・・・。

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