なんだかハロウィン [身辺雑記]
このところTVを見ると、ハロウィンネタ。
特に朝や昼、時計代わりに情報番組をつけてると、どこそこでハロウィンパレードとか、今年の仮装はこれ!とか、ハロウィン、ハロウィンとうるさい。
いつから日本でこんなにハロウィンを騒ぐようになったんだ!?
もともとは古代ケルトの民俗行事から始まったという・・・それがカトリックの諸聖人の日(11月1日)、死者の日(11月2日)と結びついたりしたそうな。
とはいえ、カトリックの教会にはハロウィンは関係ない。
まぁ、クリスマスを起源に関係なく年中行事に取り入れてしまう日本人だから、ハロウィンも同じく宗教性も民族性も何もない、お祭り騒ぎにしてしまうのはわかる。
しかし、年々派手に、盛んになっていく・・・。
本来は、子どもたちが仮装して“Trick or Treat?” 「お菓子をくれないといたずらするよ。」と言って近所を回る、アメリカ発祥のものではないか?
それが日本ではいい大人・・・若い人が中心みたいだから、大人でもないのか(最近は成人年齢が上がっているというのも聞くから)。
うちの子どもたちが幼稚園に行っていた20数年前には、ハロウィンなんて幼稚園行事にもなかった。
末娘が小学校に入った21年くらい前、同級生の家にハロウィンパーティーのお呼ばれをしたけれど、特に仮装ということもなく、お迎えに行ったら何人かのママさんたちがワインでできあがっていた。
(ちなみにそのパーティーに娘がなぜ呼ばれたか、いまだに親子してわからない。)
それから数年、隣町の映画館街でハロウィンパレードをやるようになり、やがて渋谷やあちこちに広まっていった。
今朝のテレビでは、隣町のパレードの仮装はクォリティが高い、と言ってたから、やはり発祥の地の貫禄だろう。
外国の文化を取り入れて、独自にアレンジしてしまうのは日本人の得意技。
そして宗教心はあっても宗教にとらわれることなく自由に受け容れてしまうのも日本人。
こんなところがハロウィンを大人も楽しむお祭り行事にしてしまうのだろうけど・・・。
なんだかすっきりしない、釈然としない、なんだかムカつく・・・のは歳を重ねたせいかな。
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