SSブログ

怒りも、悔しさも、嫉妬も・・・ [メインテーマ]

昨日はなんだか一日中、「感情」について考えた日でした。

昼間話した友人の言葉から、その人は感情をわきに置いて「考えて」行動しているな・・・と感じました。

感情をおさえて「考え」だけで行動していると、身体症状があらわれてきます。

「感じて」いることを相手にうまく伝えることも大事です・・・難しい時もありますが。


夜話した友人は逆に、自分の感情をすべて受け入れている人でした。


人間にはさまざまな感情があります・・・喜び、楽しさ、嬉しさ、愛、悲しみ、怒り、悔しさ、嫉妬・・・感情の曼荼羅と言われるほどにたくさんの感情があり、その感情があるからこその人間です。

そんな感情の曼荼羅を抱えた、まるごとの存在が自分です。

時にはその感情ゆえに苦しい時もあったり、やり場のない感情をもてあますこともあったり・・・。

怒りや嫉妬など、そのまま相手にぶつけてはまずいこともありますが、その感情をもつこと自体は決して悪いことではありません。

怒りがエネルギーになることもあるくらいです。

そのままぶつけることがまずい感情は、昇華させればいいだけです。


私自身、自分の感情にあまり目を向けずに生きてきました。

自分の中のさまざまな感情に本当に気づき、認められるようになったのは、武術を始めてからです。

武術の相手は自分を正面から、嘘偽りなく映しだしてくれる存在になります。

そのままの自分をぶつけたとき、否定することなく、それでいい、と受けとめてもらえて、自分の感情を自分でも受け容れることができます。


さまざまな感情が生まれるのは、何かに執着しているためでもある・・・執着し、とらわれているから、怒りや嫉妬も生まれる・・・。

執着をやめ、捨てたり、手放すことで、怒りや悲しみは軽減され、楽になることも確かです。

でも、そういったものを手放し、聖人のようになっても、人間味がなくなって面白くないんじゃないかな・・・。


参考 ≪手放すということ≫http://michaela.blog.so-net.ne.jp/2006-10-22



人気ブログランキングへ

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

自信・・・ある?母の日に… ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。