アシジ散策・・・イタリア巡礼紀行5 アシジ② [旅行]
5日目は、午前8時30分から【聖フランシスコ大聖堂】の小聖堂を借りてミサです。
大聖堂は圧倒されるような真っ白な大きな建物です。
ミサ後、現地の日本人神父様に中を案内していただきましたが、有名なジョットの「小鳥に説教するフランシスコ」の絵も見ることができました。
その後フランシスコと信仰を共にしていた【聖クララの教会】、フランシスコと修道者たちが祈りを捧げるためにこもった【カルチェリ】などを回りました。
カルチェリでは冬枯れの林の中を歩きましたが、厳しい冬に少ない衣服で暮らし、石の寝床に寝起きしたと聞くと想像を絶する修行生活が思い浮かぶ反面、この林に春が訪れたときの芽生えの美しさ、新緑の美しさ、小鳥のさえずりなども思うことができました。
おそらく林には緑と、鳥のさえずりが満ち、リスやウサギなど小動物も見られたのではないでしょうか。
そこにフランシスコが、神の創造の素晴らしさ、生き物への慈しみを思ったことは想像に難くありません。
アシジの街は、石畳の歩道に石造りの建物、細い路地や坂道であみだくじのように結ばれた平行に走る広い通りがのんびりと散策するのに最適な街でした。
路地を入ると出口は思いがけないところにつながっていたり、添乗員さんの「楽しんで迷ってください」という言葉どおりでした。
アシジの聖フランシスコというと、「その説教に小鳥や動物さえ耳を傾けた」という逸話や、「平和の祈り」、また映画「ブラザー・サン、シスター・ムーン」などで、カトリックの信仰をもたない人にも有名です。
富も名声も放棄し、必要最小限のものしか持たず、日々を祈りと宣教のために生きたフランシスコの清貧の生き方は、日本人に最も受け入れられている聖人といっても過言ではないかもしれません。
禅にも通じるところもあるように思います。
2日間、聖フランシスコの足跡をたどり、これまで私にとっては聖人としての存在だったフランシスコを、アシジの街に生き、自然の中で祈りを捧げながら生きた一人の人間として実感できました。
カルチェリの、厳しいけれどきっとそれを忘れさせるほどの美しさもあるだろうと思える自然、ウンブリアの平原を照らす美しい夕焼け、これらはきっとフランシスコにとって神からの大きな恵みだったのではないでしょうか。
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おまけ・・・アシジの街ではsmartのパトカーを見かけました!
大聖堂は圧倒されるような真っ白な大きな建物です。
ミサ後、現地の日本人神父様に中を案内していただきましたが、有名なジョットの「小鳥に説教するフランシスコ」の絵も見ることができました。
その後フランシスコと信仰を共にしていた【聖クララの教会】、フランシスコと修道者たちが祈りを捧げるためにこもった【カルチェリ】などを回りました。
カルチェリでは冬枯れの林の中を歩きましたが、厳しい冬に少ない衣服で暮らし、石の寝床に寝起きしたと聞くと想像を絶する修行生活が思い浮かぶ反面、この林に春が訪れたときの芽生えの美しさ、新緑の美しさ、小鳥のさえずりなども思うことができました。
おそらく林には緑と、鳥のさえずりが満ち、リスやウサギなど小動物も見られたのではないでしょうか。
そこにフランシスコが、神の創造の素晴らしさ、生き物への慈しみを思ったことは想像に難くありません。
アシジの街は、石畳の歩道に石造りの建物、細い路地や坂道であみだくじのように結ばれた平行に走る広い通りがのんびりと散策するのに最適な街でした。
路地を入ると出口は思いがけないところにつながっていたり、添乗員さんの「楽しんで迷ってください」という言葉どおりでした。
アシジの聖フランシスコというと、「その説教に小鳥や動物さえ耳を傾けた」という逸話や、「平和の祈り」、また映画「ブラザー・サン、シスター・ムーン」などで、カトリックの信仰をもたない人にも有名です。
富も名声も放棄し、必要最小限のものしか持たず、日々を祈りと宣教のために生きたフランシスコの清貧の生き方は、日本人に最も受け入れられている聖人といっても過言ではないかもしれません。
禅にも通じるところもあるように思います。
2日間、聖フランシスコの足跡をたどり、これまで私にとっては聖人としての存在だったフランシスコを、アシジの街に生き、自然の中で祈りを捧げながら生きた一人の人間として実感できました。
カルチェリの、厳しいけれどきっとそれを忘れさせるほどの美しさもあるだろうと思える自然、ウンブリアの平原を照らす美しい夕焼け、これらはきっとフランシスコにとって神からの大きな恵みだったのではないでしょうか。
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おまけ・・・アシジの街ではsmartのパトカーを見かけました!
大聖堂の大きさに驚きました。
アシジは静かな、ひなびた感じのところかと思っていました。
どうしてそう思っていたのか・・・
いいところですね。
そこでミサをしたというのもなんだか素敵。
by ララ (2008-03-20 21:07)
ここは、
何百年も、同じ風景なのでしょうか。。。
ゆ~っくり、散策してみたいです。
トニー、実は、海外旅行したことないんですよぉ。。。
いいですねぇ~♪
…って、観光じゃないんですよね。
失礼いたしましたぁ!!
by トニー (2008-03-20 21:35)
ララさん、ひなびたところではあるのですが、大聖堂の立派さはすごいです!
ここはやっぱり1泊以上はして街を歩いて夕焼けを見ないともったいないです。
トニーさん、その通り!何百年も同じ風景だだったのでは・・・と思ってしまいます。何年か前に大地震があって、その後ほぼ元通りに修復されたようですが。ま、私たちの旅行も何分のいくつかは観光でしたよ(笑)。
by michaela (2008-03-21 22:42)
ご無沙汰しております!お元気ですか?
素敵ですね~~イタリアに行かれていたんですね!
私もいつかは死ぬまでに一度イタリアへ行って見たいです・・・
歴史のある場所は本当に趣があって魅力的ですね。
私の新ブログ、まだ教えて無かったでしたっけ?
ミカエルさんのブログは新ブログでもリンク貼らせて頂いております★
良かったら遊びにいらしてください。
by マチルド (2008-03-22 00:43)
マチルドさん、いらっしゃいませ~!新しいブログをお聞きしなきゃ、と思ってました。
そうなんです、思いがけずイタリア行きの機会に恵まれました。今度はツアーじゃなくゆっくり回りたいな・・・と思いますが、そんなチャンスはあるかどうか・・・。
アシジは本当に良いところでした。次はフィレンツェです。
by michaela (2008-03-22 12:08)
やっぱりアッシジは素晴らしいとこですね。
聖フランシスコの敬虔さが感じられます。
やっぱり一度は行ってみたい!
by Maxi (2008-03-26 08:45)
Maxiさん、アシジは本当におすすめです。ぜひいらしてください。私ももう一度行きたいです。
by michaela (2008-03-27 22:33)
michaelaさん、何もかもが素晴らしく感嘆の言葉しかでませんが、特にこの上から7・8・9・10番目のお写真は、ぜひ何かのコンクールに出品して頂きたいほどです☆
かつて写真も勉強された腕前は健在ですね!!
by leon (2008-04-02 23:30)
leonさん、写真の勉強などしていないのですが・・・(笑)。
気に入っていただけて嬉しいです!いつかご自分の目でご覧になるとまた違う感動があると思いますよ!
by michaela (2008-04-03 08:08)