イタリア巡礼旅行 3. ローマ③【バチカン】 [旅行]
ローマに2泊、3日目の18日はバチカン、【サン・ピエトロ大聖堂】でのミサです。
朝8時からという早いミサのため、バチカンの広場にも観光客の姿はありません。
もちろん大聖堂の中も、本来の祈りの場所にふさわしい、荘厳なたたずまいを見せていました。
見事なアーチの高い天井・・・人々の心が神に向かうよう、上へ上へとより高くすることを目指して作られた丸天井。
コンピューターも無かった時代に、強度やカーブなどを考えて作った人々の英知には驚嘆します。
さて、ミサはサン・ピエトロの地下にある小聖堂で行われました。
大聖堂の地下には小さな聖堂がいくつかあり、やはりミサがあげられていました。
私たちが使わせていただいた小聖堂の床には前教皇ヨハネ・パウロⅡ世の紋章があり、前教皇のお墓のほぼ隣であったため、ミサ後にはお墓におまいりすることもできました。
いつもの司祭、いつものメンバーでも、バチカン、サン・ピエトロの地下でミサに与っていると思うと、やはり感慨深いものがあり、感動的でした。
有名なミケランジェロの【ピエタ像】もゆっくり見ることができました。
ミサ後、予約時間の関係から大聖堂の見学は後回しにして、バチカン博物館(美術館)へ。
イタリアのおも立った美術館は予約が必要とのことで、ここは少人数とはいえツアーの特権、長蛇の列を横目に見ながら入場。
フランスのルーブル美術館でもそうでしたが、空港並みの荷物チェックがあります。
ここでの目標は、膨大な美術品もさることながら、なんといってもシスティーナ礼拝堂。
ミケランジェロの【最後の審判】の大壁画はあまりにも有名です。
もちろん写真撮影は禁止で、壁際のベンチに座れなければ立錐の余地も無いほどの人込みに立って天井画や壁画を見なければなりません・・・。
ちょっとおかしかったのは、礼拝堂の中が少しざわついてくると警備員が手をパンパンと打って、「Be quiet!」と叫ぶのです。
「祈りの場所だから」のようなことを言い、静かになると「Thank you!」
一瞬静かになりますが、またしばらくするとざわざわ・・・するとパンパン「Be quiet!・・・Thank you!」 この繰り返しでした。
午後は【聖パウロ大聖堂】に向かいましたが、周辺にはジプシーと思われる物乞いが数名・・・。
フランスの教会でも感じたことですが、教会の入り口や周辺には必ずといってよいほど、空き缶を前にした女性など物乞いの姿が見られます。
日本の神社仏閣ではあまり見られない光景ではないでしょうか・・・。
それだけ貧困層が多いのか、収入を得る手段としてあたりまえなのか・・・。
さて、翌4日目はいよいよアシジに向かいます。
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朝8時からという早いミサのため、バチカンの広場にも観光客の姿はありません。
もちろん大聖堂の中も、本来の祈りの場所にふさわしい、荘厳なたたずまいを見せていました。
見事なアーチの高い天井・・・人々の心が神に向かうよう、上へ上へとより高くすることを目指して作られた丸天井。
コンピューターも無かった時代に、強度やカーブなどを考えて作った人々の英知には驚嘆します。
さて、ミサはサン・ピエトロの地下にある小聖堂で行われました。
大聖堂の地下には小さな聖堂がいくつかあり、やはりミサがあげられていました。
私たちが使わせていただいた小聖堂の床には前教皇ヨハネ・パウロⅡ世の紋章があり、前教皇のお墓のほぼ隣であったため、ミサ後にはお墓におまいりすることもできました。
いつもの司祭、いつものメンバーでも、バチカン、サン・ピエトロの地下でミサに与っていると思うと、やはり感慨深いものがあり、感動的でした。
有名なミケランジェロの【ピエタ像】もゆっくり見ることができました。
ミサ後、予約時間の関係から大聖堂の見学は後回しにして、バチカン博物館(美術館)へ。
イタリアのおも立った美術館は予約が必要とのことで、ここは少人数とはいえツアーの特権、長蛇の列を横目に見ながら入場。
フランスのルーブル美術館でもそうでしたが、空港並みの荷物チェックがあります。
ここでの目標は、膨大な美術品もさることながら、なんといってもシスティーナ礼拝堂。
ミケランジェロの【最後の審判】の大壁画はあまりにも有名です。
もちろん写真撮影は禁止で、壁際のベンチに座れなければ立錐の余地も無いほどの人込みに立って天井画や壁画を見なければなりません・・・。
ちょっとおかしかったのは、礼拝堂の中が少しざわついてくると警備員が手をパンパンと打って、「Be quiet!」と叫ぶのです。
「祈りの場所だから」のようなことを言い、静かになると「Thank you!」
一瞬静かになりますが、またしばらくするとざわざわ・・・するとパンパン「Be quiet!・・・Thank you!」 この繰り返しでした。
午後は【聖パウロ大聖堂】に向かいましたが、周辺にはジプシーと思われる物乞いが数名・・・。
フランスの教会でも感じたことですが、教会の入り口や周辺には必ずといってよいほど、空き缶を前にした女性など物乞いの姿が見られます。
日本の神社仏閣ではあまり見られない光景ではないでしょうか・・・。
それだけ貧困層が多いのか、収入を得る手段としてあたりまえなのか・・・。
さて、翌4日目はいよいよアシジに向かいます。
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兄弟姉妹の皆様、
秋田の聖母マリアの奇跡の巡礼地を知っていますか?
1973年から1982年まで、秋田県秋田市郊外の小さな修道院で、聖母マリアの不思議な出来事がありました。
当時は、世界的に大騒ぎになり、奇跡に立ち会ったカトリック神父が出来事を記録した著作は、4ヶ国語に翻訳され、現在も世界で読まれています。
世界のカトリック教徒の間では「Our Lady of Akita」の名前で知られています。世界11億人のカトリック教徒の間では、よく知られた出来事なのです。
ぜひ、ホームページをご覧下さい。
http://www.newlifejm.net/japan_top.html
by francisco (2010-02-12 15:47)