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続・感覚の不思議 [NLP]

3日付の記事で、私たちはV(視覚)・A(聴覚)・K(触運動覚)の3つの感覚のどれかを優位に使っていることを書きました。

実はこのことは、コミュニケーションに応用できるのです。

言葉でいくら説明してもわかってもらえないことってありませんか?

そんなとき、その人はもしかしたらV(視覚)優位か、K(触運動覚)優位なのかもしれません。

V優位の人なら・・・図に書いて説明したり、説明している言葉を書いて示しながら話すと、伝わるかもしれません。

K優位の人だったら・・・パソコンや機械の使い方などは、説明しながら実際に動かしてもらうと良いでしょう。また地図を説明するなら、身体をその方向に向けるとか・・・。とにかく実際に体験して、身体で感じてもらうと分かりやすいでしょう。

ですから学校で生徒を教える場合なども、みんな優位に使う感覚が違うのですから、すべての感覚にうったえる方法で教えないと、理解しにくい生徒がでてしまいます。
もし黒板に書かず、口頭で説明するだけだと、VやKの生徒は理解しにくいでしょう。
一方、いきなり「さぁ、やってみよう!」では、説明を聞いて理解したいAの生徒は戸惑ってしまいます。

みんなが理解できるようにするためには、口頭で説明しながら書き、それを視覚的に見ながら書き写すことで実体験し、さらに問題を解いたり実習することによって体感覚で理解する、ということが必要でしょう。

では、相手の人がどの感覚を優位に使う人か・・・これは自分の観察力を高めるしかありません。
言葉の使い方もヒントになるでしょう。
よく、「話が見えない」という言い方をしますね。
よく考えるとおかしな言い回しのようですが、これもV優位の人が使いやすい言葉かもしれません。

ところで、人と話す中で、言葉の中身や意味だけで伝わるものは全体のたった7%、残りの93%は、表情や声の調子、抑揚、言い方などだそうです。
顔をあわせて直接対話することは大切ですね。

だからこそ
「怒ってない・・・?」
「怒ってないわよっ!」 と怒りを伝えることもできるのですね。

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